.dev.vars を極める
run-local がどう .dev.vars を読み込むかを理解し、環境切替を自在にします。
目的
- 注入のタイミング・優先順位を正確に理解する
- 環境ごとに「どこで何を設定するか」を設計できる
前提条件
- run-local の解剖(45)
- 環境変数一覧(21)
注入の仕組み
run-local は起動時に .dev.vars(gitignored)を読み込み、各 Worker の設定へ注入
- 起動時に反映されるため、編集後は再起動が必要
- secret は
.dev.vars だけでなく wrangler secret(本番デプロイ向け)もあり
環境切り替えの 3 段構え
| 1 |
.dev.vars |
ローカル起動の設定 |
| 2 |
環境変数(シェル) |
実行時の上書きや一時的値 |
| 3 |
wrangler secret put |
本番デプロイの秘密 |
# シェル変数でも一部上書きできる(プロセス環境)
VITE_BACKEND_HOST=localhost:9200 pnpm run-local
使い分けの設計
| ローカルのみの開発用 |
.dev.vars |
起動ごとに読み込まれる |
| 実行時の切替 |
シェル環境変数 |
一時的・インスタンス単位(49) |
| 本番用秘密 |
wrangler secret |
リポジトリに残さない |
| 公開してよい雛形 |
.env.example |
値を入れないテンプレ |
よくある失敗
| 反映されない |
再起動していない |
編集→再起動 |
| 本番に漏れる |
本番値を .dev.vars に記載 |
本番は secret で管理 |
| 変えたつもりが拾えない |
誤った環境層で指定 |
層(dev.vars/env/secret)を確認 |
| 余白・引用符で壊れる |
パース誤り |
不要な "/空白を入れない |