Gadget 24:設定管理

設定を壊さない運用:差分・管理・レビューの観点

設定管理

「設定がどのように変わったか」を記録して、壊れない・戻せる運用にします。

目的

  • 設定変更の差分・内容・理由を追跡できる
  • 設定の属人化を防ぎ、レビュー可能にする

前提条件

手順

1. 設定を「コード」で管理する

設定対象 管理の形 置き場所
.dev.vars の雛形 .env.example(実値なし) リポジトリ
wrangler.dev.jsonc 生成物 手動で diff も可 一時 / gitignored
監視・再起動スクリプト テキスト(bash) リポジトリ or scripts/
公開用 config(プロキシ等) テキスト リポジトリ or 別 repo
# 差分を見る(前後で記録)
git diff -- ./scripts/ ./configs/         # 設定をリポジトリ管理している場合

2. 差分をレビューする観点

観点 チェック
なぜ変えたのか 理由が記載されているか
影響範囲 外部公開・Gatekeeper・データに関わるか
追加された Secret 実値が混入していないか
冪等性 何度実行しても同じ結果か
戻し方 元に戻す手順があるか

3. 変更履歴の記録

# CHANGELOG 形式([33](33-upgrade-notes-styleguide.qmd))に 1 行ずつ
## 2026-08-10
- 監視閾値を 80%→85% に変更(nginx のメモリ緩和)

よくある失敗

症状 原因 対処
設定が散逸 ローカル書き捨て .env.example+スクリプトをリポジトリへ
誰が変えたか不明 記録なし 差分に理由を必ず記載
更新で設定が飛ぶ リポジトリ外・バックアップ外 設定ファイルも管理対象に含める
Secret が混入 コピペ時の実値 レビュー観点で自動チェック(git grep)

確認

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