Gadget 34:Cloudflare 全体像・製品マップ
Cloudflare の主要機能を俯瞰し、「どの機能が何の用途に向くか」をまとめた製品マップ
Cloudflare 全体像・製品マップ
Cloudflare の機能は多すぎて迷います。ここでは主要機能を「用途別」に俯瞰します。
目的
- 目的に対して「どの機能を使えばいいか」を即座に選べる
- Cloudflare OS(Workers ベース)の周辺機能を位置づけて理解する
前提条件
- なし(Cloudflare 初心者〜中級向け)
製品マップ(用途別)
| 用途 | 主要機能 | 補足 |
|---|---|---|
| サーバーレス実行 | Workers / Workflows | 本サイトの土台(CFOS も Workers 上) |
| 状態を持つ実行 | Durable Objects | リアルタイム状態・共同編集(CFOS の核) |
| AI / 機械学習 | Workers AI / Vectorize | 推論とベクトル検索 |
| データベース | D1 / KV | SQLite(D1)と高速キャッシュ(KV) |
| オブジェクトストレージ | R2 | S3 互換・送信課金なし |
| 非同期処理 | Queues / Pub-Sub | ジョブ・イベント連携 |
| 安全な公開 | Tunnel / Access | ポートを開けずに公開+認証 |
| ネットワーク最適化 | DNS / CDN(Cache) | 名前解決と配信高速化 |
| セキュリティ | WAF / Bot / DDoS | 攻撃防御の統合 |
| 画像・動画 | Images / Stream | メディア配信 |
どの機能を先に覚えるか(優先度)
- Workers(サーバーレス実行の基本)
- DNS / CDN(無料で使えるネットワーク最適化)
- Tunnel / Access(安全な公開の最短経路)
- D1 / KV / R2(データの居場所を選ぶ)
- Workers AI / Vectorize(AI アプリを作る)
TipCFOS との関係
Cloudflare OS は Workers+Durable Objects 上で動いています。 本サイトの運用ガイドと合わせて読むと「OS が何を使っているか」が見えてきます。
手順(選び方)
- やりたいことを動詞で書く(例: 「データを保存する」「公開する」)
- 上の表の「用途」列に当てはめる
- 迷ったら優先度 1〜5 の順で読み進める
よくある失敗
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 全部触りたくなる | 機能を横断的に試す | 優先度順に 1 つずつ |
| KV を DB と勘違い | KV の特性誤解 | 40 で特性確認 |
| 料金の認識違い | 機能ごとの課金把握漏れ | 25 と合わせて確認 |
確認
次に読む
- Workers → 35-workers-basics
- 安全な公開 → 41-tunnel-and-access
- AI 活用 → 37-workers-ai