Gadget 19:障害対応手順書
状況把握 → 隔離 → 復旧 → 再発防止の順に動くための障害対応プレイブック
障害対応手順書(Incident Playbook)
パニックにならないための手順書です。状況把握 → 隔離 → 復旧 → 再発防止の順に動きます。
目的
- 障害時に「決められた順番」で動ける
- 復旧後に必ず「再発防止」まで完遂する
前提条件
- 監視が動いている(18-monitoring-and-alerting)
- バックアップが存在する(07-backup-restore)
手順(プレイブック)
1. 状況把握(5 分)
# 死活・ログ・リソースを一気に確認
curl -sf http://localhost:8787 >/dev/null && echo OK || echo NG
pgrep -f "run-local" && echo running || echo down
tail -n 50 <cfos.log> # 直近ログ
free -h; df -h | grep -E "wrangler|/share"得られた情報を記録(いつ・何を・事前変更は何か)。
2. 隔離(復旧範囲の固定)
- 変更が原因なら その変更を戻す(20-rollback-procedure)
- 影響範囲を限定: LAN 公開を止める / 外部からのアクセスを止める
3. 復旧
pkill -f run-local
cd cloudflare-os && pnpm run-local &復旧後、ヘルステスト(17)を通過させる。
4. 再発防止
- 原因を 1 行に書く(例: 「.dev.vars の余白で認証失敗」)
- チェックリストへの反映(09)
- 自動復旧・監視を強化する
障害レポートの型
| 項目 | 記入欄 |
|---|---|
| 発生日時 / 検知経路 | |
| 症状(ユーザー視点) | |
| 原因 | |
| 対応内容 / 復旧時刻 | |
| 再発防止策 |
よくある失敗
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| いきなり再起動して原因不明 | 状況把握を飛ばした | まずログ・リソースを記録 |
| 手戻りが遅い | バックアップ未準備 | 事前にバックアップ運用 |
| 再発が止まらない | 再発防止をしない | プレイブックの 4 を必ず実施 |
| 記録が散逸 | フォーマット無し | 上記テンプレを定番化 |
確認
次に読む
- 戻し方 → 20-rollback-procedure
- 監視 → 18-monitoring-and-alerting
- ミス一覧 → 09-common-misconfigurations