Quarto とは?
Quarto(クォート)は、「1つの原稿ファイル」から「HTML / PDF / Word / スライド / 書籍」など複数の形式を生成できるオープンソースの文書作成ツールです。
- 公式サイト: https://quarto.org
- 開発元: Posit(RStudio を作っている会社)
- 記法: Markdown(拡張子
.qmd)+ YAML の frontmatter
何ができるのか
| できること | 内容 |
|---|---|
| ブログ・Web サイト | quarto render で静的サイトを生成。一覧・検索・OG 対応 |
| 論文・レポート | PDF 出力(LaTeX 不要で日本語も OK) |
| 社内文書 | Word / PowerPoint 出力も可能 |
| スライド | reveal.js などの HTML スライドを1ファイルで作成 |
| 書籍 | 複数章をまとめて1冊の本に |
| コード実行 | R / Python / Julia / Observable を本文中で実行し結果を埋め込み |
なぜ Markdown なのか
Markdown はプレーンテキストなので次の利点があります。
- バージョン管理がしやすい(Git の差分が見やすい)
- どこでも編集できる(エディタ / GitHub の Web UI / スマホのアプリ)
- 変換が速い・依存が少ない
この CMS での位置づけ
このサイト(issues-quarto-cms)では、Quarto を「記事のレンダリングエンジン」として使っています。
- 記事の原稿は GitHub の Issue / Discussion(Markdown)
- GitHub Actions が原稿を
posts/{slug}/index.qmdに変換 quarto renderが一覧・個別ページ・検索・サイトマップまで自動生成
つまり 「書く場所」は GitHub、「見た目」は Quarto、という分担です。
まとめ
- Quarto = Markdown から多様な形式を作れる文書ツール
- 特に R / Python コードを実行して結果を埋め込めるのが最大の強み
- この CMS では記事の公開エンジンとして活用しています
次の記事では、この「コード実行」のメリットを具体的に解説します。