Quarto のメリット①:R / Python / Julia のコードを記事の中でそのまま実行できる

コードブロックを書けば Quarto が実行し、図・表・結果がそのまま記事に埋め込まれます。
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Published

August 2, 2026

コードを実行して結果を埋め込める

Quarto の最大の特徴は、Markdown 本文の中にコードブロックを書くと、レンダリング時にそれを実行して結果(図・表・数値)を自動で埋め込んでくれることです。

何が嬉しいのか

普通のブログでは「コードを書いて、自分で実行して、スクリーンショットを貼って、その結果の説明を書く」という手順が必要です。Quarto なら:

  • コードがそのまま記事になる(コピペの手間なし)
  • 結果が常に最新(コードが変われば自動で再計算)
  • 図は自動生成(画像アップロード不要)
  • 再現性がある(読者も同じコードを実行して検証できる)

具体的な例:Python

下のコードブロックは、この記事をビルドするときに Quarto が実際に実行しています。

import matplotlib.pyplot as plt
import numpy as np

x = np.linspace(0, 4 * np.pi, 200)
plt.plot(x, np.sin(x), label="sin(x)")
plt.xlabel("x")
plt.ylabel("y")
plt.legend()
plt.show()
正弦波の折れ線グラフ
Figure 1: sin 関数のプロット(自動生成)

この記事が表示されているなら、上の図は「実行された結果」です。画像を1枚もアップロードしていません。

コードを非表示にする

「コードは見せたくない、結果だけ見せたい」場合は #| echo: false を付けるだけです。

この行は HTML に表示されません: 77

対応言語

  • R(統計解析・データサイエンスの本場)
  • Python(機械学習・Web 系)
  • Julia(科学計算)
  • Observable JS(インタラクティブな可視化)

この CMS での注意

  • Python コードはこの CMS のビルド環境に既定で有効です(requirements.txt で依存を管理)
  • R を使いたい場合は .github/workflows/build.ymlENABLE_Rtrue に変更
  • コードを書かない記事には影響ありません(ビルド時間もほぼ変わりません)

まとめ

Quarto は「説明と実行結果を1つの原稿で管理」できるため、データ分析ブログ・技術記事・教材に強みを発揮します。この CMS と組み合わせれば、Issue にコードを書くだけで「実行済みの図付き記事」が公開されます。